荒天予報でカムイエクウチカウシ山をあきらめ十勝幌尻岳に変更。前日8月8日出発して
清水町の剣山荘に宿泊。▲入口戸を開けるときれいになった室内に驚き感激する。今年
6月に地元の清水町山岳会が土間にコンクリート平板ブロックを敷き詰め、そして、寝床の
畳ゴザを全て新調、布団、毛布やマット類は片付けた様で一枚も有りませんでした。
快適な山荘で明日の天気を願い天気祭り。▲翌朝、予想以上の天気に恵まれ移動する。
登山口にはまだ車無し、速やかに準備して出発する。心配された沢水の増水も無く順調に
すすめCont900の尾根に取り付く。ここまでアクシデント無。いつもの急登ジグコースも笹刈
りが行われて快適な登山道で登り易い、Cont1284ポコからは今までの急登から緩い斜面
になりホット息をつく。▲まわりは見事な樹林帯でエゾマツ、トドマツが混在しているが花々
は目につかない。雲海の切れ間から十勝平野が見えていたが雲の流れがあり隠れる。
右手に頂上から派生する北尾根が近づくと直に稜線の肩に出るが未だ、もう少しの状況。
一休みする。天気も曇り空であるが黒い雨雲も近くには見えないし、風は弱く寒さも感じ
無くメンバー全員快調である。ハイ松が見えてきた。いよいよ稜線の肩に到着である。
▲何年か前のGWに登った時、雪庇を乗り越えて肩に出た事を思い出す。肩からの登りは
緩い登りでハイ松帯を縫って登るが周りの展望はガスの中で宜しくない。期待感を持ちな
がら最後の登りを続ける。初登頂のメンバーに先を譲りしんがりをつとめる。
ニセピークを越えると山頂である。「ついたーぞ!」の声がする。「展望―は?」・・・・・・・
山頂からは札内岳から左に伸びる稜線が見えたが間もなく雲に隠れて見えなくなる。
見えるまで山頂で昼食をとり、記念写真も沢山撮り、晴れるのを待つ。
一時間待つが雲は消えずとうとう大展望は見えなかった。11時20分下山とする。 |
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最初の渡渉は頑丈に造られた丸木橋 |
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沢沿いからcont900付近で尾根に取り付く |
以前のイメージでは覆い被さる笹で難儀したが今回はきれいに
刈払いされて歩き易し |
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山頂から伸びる北尾根の肩に出ると岳樺の樹林帯 |
ハイ松帯を山頂めがけて進むが周りの展望は雲の中 |
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期待した大展望、札内岳とカムエク、そして、幌尻岳は・・・一時間待つも
残念ですが晴れない日高の空でした
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山頂にて、荒天予報のなか一時のチャンスで頂上に立つ |
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まるいマッシュポテトキノコが傘型キノコに変身する、との事 |
青色が綺麗で目立ったガクアジサイ |
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苔むした沢沿いを渡渉しながら下山する
朝より水量が増えた様な気がする綺麗な沢 |
オットセイ?見れば観るほどオットセイ! |
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