天候が気掛かりなGW後半。中札内の道の駅に集合して登山口に
向かう。北東尾根の登りは10年ぶりが2人、初めてが4人。
同行のO氏から今冬に砂防ダム工事が有り林道奥まで入れる!との
情報通りに最終のゲートまで入る。
北東尾根に取り付く。雪が多く、気温が上がり時々、膝まで埋まる。
この尾根は日高を代表する3大冬尾根、急な登りが何処までも続く。
ザックの重みが肩に食い込む。休みを多くして息を整える。雪も降る。
予定通りにCont1400mまで登りBCを設営する。
楽しく美味しい夕餉のひと時は明日への天気祭り。盛大に祭る。
夜中、時々強い風がテントを揺らしていた。4時に起床。6時過ぎ出発。
新雪を踏んで進む。吹き溜まりは膝下まで埋まり難儀する。視界悪い。
ジャンクションピーク(JP)で今日の行動について判断し伝える。
『荒天につきエサオマンを諦め神威岳を目指す』・・・風強く吹雪模様。
神威岳を目指す。視界不良の尾根を一歩一歩踏みだす。
大きな雪庇と深いクラックに気をつけて進む。途中でアイゼンに履換え
歩行。薄いガスとその先の向こうに神威岳を確認して登頂する。 |

雪が多く新雪パウダー、雪も降りだす。
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ザックの重みに耐えてしっかり休む作戦 |
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尾根の平たん部で大休止。まだまだBCまでは遠いが
余裕のS氏は今回100リッターザックを担ぐ。まだまだ元気だ! |
間隔を短くして休憩する。北東尾根の厳しさをたっぷり味わう。 |
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標高1400m地点にベースキャンプを設営。北風が時折強く吹きつける。
雪ブロックを高く積み上げ風を避ける。シェフS氏の料理に大満足。 |
朝6時に元気よく出発する。風は時折強く吹き、視界が良くなる事を願いながら進む。 |
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上の木立付近がJPで北西風が強い、ガスが濃く視界不良。
エサオマントッタベツ岳はこのJPから南下するがとても厳しい状況で
断念して神威岳を目指す事を皆に伝える。
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JPで記念撮影。その後、神威岳を目指す。雪庇が大きくてハイ松帯の境には
大きな亀裂が走り十分に注意する。時々ガスが薄く晴れて神威岳の頂上が見えた。
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神威岳の頂上で思いっきり祝福のポーズ。 |
神威岳からの下山風景。雪が緩み体が埋まる。BCを撤収して下山する。
雲間から青空がのぞいている。回復基調か?北東尾根を下る。
正面には妙敷山が大きく聳えている。北東尾根をバックにエサオマントッタベツ橋から。 |
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